日本の 伝統工芸品 を作る方法のことで、
歴史が深く、 一貫張り と書かれることもあります。
歴史的には、明から日本に亡命した飛来一閑が伝えて広めた技術なので、 一閑張り になったという説があります。
一方、農民が農閑期の「閑な時」に作っていたものなので、 一閑張 と呼ばれるようになった?という説もあり
さらに、一貫の重さにも耐えるほど丈夫なのが由来なので、漢字の書き方も一貫張という地方もあります。
いずれにしても、歴史ある資源です。
和に囚われず
好きな生地や、紙などを貼ったりレースやファーをつけたりと様々な工夫で洋服などでも使えるような 手提げカバン を作ることも出来ます。
教室では、
一つ一つの工程をわかりやすく説明しながら作品作りを進めて行きますので、
初めての方もご安心ください。
慣れてきたら、 かごバッグ や ざる など
ご自身の好きな物を作ってみましょう!
お子さんから大人まで楽しく学ばれています♪
①長い歴史があって、②侘び寂びの趣きのある作品を、③自分で作れる点にあります。
①長い歴史
その歴史は、16世紀に遡ります。初代一閑は中国から、日本に渡り、一閑張細工師として、活動していました。
②侘び寂びの趣き
一閑張細工師は、千家に出入りできる、十の職のひとつとして、選ばれていました(千家十職)したがって、茶道で名高い千家出入り業者として、一閑張りには気品の高さがあります。
③自分で作れる
通常、 伝統工芸品 は、個人では簡単に作れません。が、一閑張りは素人でも簡単に出来ます。
【作り方のコツ①】
小学生の時に使っていたような白い糊(のり)か、洗濯のりを薄めにする。
木工用ボンドをのりの3分の1くらいの割合で混ぜます。
これにより、塗りやすくなると共に、破れがちな半紙や和紙が、張りやすくなります。
【作り方のコツ②】
字入りの和紙は、字が偏(かたよ)らないように張る。字が重なっていたり、字が全くない部分が多いと、アンバランスな一閑張りになります。出来上がりをイメージして張ってください。
【作り方のコツ③】
字入り和紙を意識して、柿渋を塗る。
柿渋は、ムラがないように、何回も重ね塗りします。それが、あめ色の光沢を醸し出す秘訣です。
また、字入り和紙の字が、わからなくなるまで、重ね塗りしないこと。
尚、弁柄(ベンガラ)塗りは、ビン5分の1の柿渋に弁柄を、少量ずつ混ぜてください。
そして、「この濃さがちょうどいい!」と、思った段階で、少しずつ塗ってみてください。
きっと、弁柄塗りの「世界にひとつの一閑張り」が、出来上がります
この【3つのコツ】を心得て作れば、いずれドンドン作れるようになります!
是非一度、ご体験してみてください。
塚口教室 詳細は、お問い合わせください。
コース | 料金 |
月2回コース | 5,000円 |
月3回コース | 7,000円 |
チケット(5枚綴り) | 10,000円 |
材料費が別途必要となります。